株主・投資家の皆様へ

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代表取締役社長 松井 孝敏
代表取締役社長
松井 孝敏

株主の皆様には平素より格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

Q2024年3月期の業績についてお聞かせください。
A 積極的な成長投資を進める中、増収、減益となりました。

当連結会計年度は、次世代半導体用研磨パッドの売上拡大、材料歩留の向上による原価低減などで成果を挙げた一方、将来に向けた基盤整備として約8億円を投じて新工場棟の建替えや製造DXの導入を、当初工期より6ヵ月前倒しで実施しております。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は過去最高の3,589百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は317百万円(前年同期比13.7%減)、経常利益は345百万円(前年同期比9.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は185百万円(前年同期比27.5%減)となりました。各利益項目の減益は、主に上記の基盤整備に伴う費用増および旧工場棟の解体費用によるものであります。

Q2025年3月期の取り組みについてお聞かせください。
A「新中期経営計画2026」にて記載のとおり、「新規分野の開発」「海外事業の加速」「サステナブル経営」「人的資本経営」に取り組んでまいります。

総合接着・樹脂加工では、日本国内においては、食品、自動車、建材業界向けベルトの一層の販路拡大とともに、当社の強みである顧客のニーズを取り入れた、新しいカスタム品の開拓を強化します。また、次世代半導体用の研磨パッド等の拡販を推進します。アジア地域では、中国およびタイを中心に、自動車・鉄鋼業界向けの拡販に加え、食品・衛生材関連の業界向けにもベルト関連製品の販路開拓を目指します。併せて、年末から本格稼働する新工場棟において、製造DX投資や自動化投資の効果を活かし、生産性の大幅な向上を図ってまいります。
特殊設計機械では、主要製品であるプレワーサー、制御盤、メカニカルシール等の販路の拡大、およびグループ内の連携による工業用ベルトと機械販売の相乗効果の実現を目指します。

株主の皆様におかれましては、今後ともなお一層のご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

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